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部門研究

人文科学・社会科学との連携も含めた広い領域にわたる総合的自然科学分野および学際的研究分野に関して、同志社大学の全学的な研究資源を活用した研究として、以下の5つの分野の研究テーマを募集し、採用された5つの研究テーマを、5つの部門研究として設置しています。必ずしも1つの分野につき1つの部門となるわけではなく、期によっては、1つの分野に複数の部門が設置されることもあります。

  • 地球資源と環境/エネルギー分野
  • グローバルおよび地域の歴史と自然環境に関する分野
  • 現代社会と自然・人文科学に関する分野
  • バイオサイエンス分野
  • ライフサイエンス分野

ハリス理化学研究所 第8期(2017~2018年度)部門研究

第1部門
研究テーマ非平衡状態を利用したバイオテンプレート粒子の機能化
代表者塩井 章久(理工学部)
概要バイオテンプレートを利用して作製したユニークな形態の粒子を用い、それらが非平衡環境下で生み出す動特性を利用して、マイクロシステムの動力源やユニークな集積化材料として応用することを目的としている。具体的には、コイル状などの形をした粒子が直流電場下やレーザー照射下で示す挙動を研究し、その運動の直接的利用や、運動性を用いた配列制御を目指す。参加者は、不定期に行う議論で研究結果を検討し、ハリス理化学研究所研究発表会での成果報告を行う。

第2部門
研究テーマ感情科学-感情の可識化と価値創成-
代表者余語 真夫(心理学部)
概要当部門では人間の感情を理解するサイエンス&アートに取り組む。「感情」は人文科学と社会科学、そして自然科学の学際研究の重要な題材である。テキストマイニング、ウェアラブルセンサー(脳波、心拍変動性、視線、行動軌跡などの計量化)を活用し、現実場面での感情の生成・変容・作用の数理解析を通して、人間と社会・文化・自然環境とのかかわりにおける感情の振る舞いの解明を目指す。感情の生成と変容を可識化することにより新しい価値を発見し、人生を豊かなものにする手がかりを発掘することが目的である。兼担研究所員、嘱託研究所員、ゲスト研究所員が集う年間に数回の部門研究集会、個別テーマのローカル研究会、実験・調査、そして講演会などを企画開催する。

第3部門
研究テーマ「科学技術と社会」研究:社会科学からの観点と科学技術分野の融合
代表者藤本 昌代(社会学部)
概要本部門では、「科学技術と社会」について社会科学系の研究者からのアプローチとして、科学技術に関する仕事に従事する専門職や所属組織の特性、社会的環境との相互作用などについて、個人と集団・組織との関係、研究者・技術者の規範、知識の移転・生成、職場環境、キャリア、労働市場などの観点から検討する。そして研究成果を自然科学系の研究者と議論しながらサイエンス・ライター育成授業にフィードバックし、教育における文理融合を行う。


第4部門
研究テーマ遺跡堆積および環境評価と社会構造に関する研究
代表者津村 宏臣(文化情報学部)
概要遺跡と社会構造について、環境要素や景観要素の側面から定量的に把握、比較する手法は未確立である。本研究では、地理・地質学や地球物理学、考古学や文化財科学、古地磁気学などを融合させこれを達成する。特に「遺跡探査」や「物理探査」など地球物性に関する情報を、GISなど時空間情報基盤を用いながら統合し、遺跡調査や景観・環境復元の主要技術と方法論として確立する。具体的な遺跡調査と環境評価を国内の複数の遺跡で実施し、その実践データの評価をおこなう。

第5部門
研究テーマ感染症・がんを対象疾患とした新たな病態発症機構の解明と新規治療薬の創出
代表者西川 喜代孝(生命医科学部)
概要近年、ウイルス感染症やがんなどの疾患領域では、既存薬が効かない、いわゆる薬剤耐性が大きな問題となっている。本研究では、インフルエンザならびに大腸がんを対象疾患とし、新たな発症機構の解明ならびに得られた知見に基づいた新規治療薬を創出することを目的とする。標的分子としては、ウイルスの侵入に関わるヘマグチニン、大腸がんにおいて高発現する転写因子NRF3をそれぞれ対象とし、確立した評価系に基づくスクリーニング技術が求められる。